全線全駅完乗の旅

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紀勢本線 全線全駅完乗の旅 3日目(阿漕〜六軒)

2018年1月1日、三重県の千代崎海岸で初日の出を迎えた。 暖かみのある光に照らされた砂浜では、目的を同じくする大勢の人たちが思い思いの時を過ごしている。気勢を上げる集団や、写真撮影に走りまわる爺さん...
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紀勢本線 全線全駅完乗の旅 2日目(一身田〜阿漕)

2017年12月31日、午前8時の亀山駅前に立つ。雨は止んだばかりのようで、路面には水たまりが残り、空はどんよりしている。災害で不通となっている関西本線の代行バスが停まっていて、案内係が改札を出てくる...
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牟岐線 全線全駅完乗の旅 12日目(浅川〜海部)

2020年7月2日、牟岐線の旅もいよいよ最終日である。これで当分徳島を訪れることもないのかなと思うと、嬉しいような寂しいような複雑な気持ちで朝を迎えた。 今宵は夜行バスで徳島を離れるので荷物をまとめて...
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牟岐線 全線全駅完乗の旅 11日目(辺川〜浅川)

2020年7月1日、今日からレジ袋が有料になった。徳島駅前のコンビニで朝食用にパンを購入すると、さっそく店員がレジ袋をどうするか尋ねてきた。しっかりエコバッグを用意してきたので自分で詰めていく。じきに...
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牟岐線 全線全駅完乗の旅 10日目(日和佐〜辺川)

2020年6月30日、明け方の徳島市内は激しい雨のなかにあった。 宿の部屋から薄暗い街路に叩きつける雨を見つめる。風にあおられた雨粒が窓に降りかかり、軒下に吹きこんでいる。傘が役に立つとは思えない降り...
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牟岐線 全線全駅完乗の旅 9日目(木岐〜日和佐)

2020年6月29日、早暁の徳島駅に夜行バスから降り立った。 およそ1年ぶりとなる牟岐線の旅である。本来であれば春に訪れる計画であったが、コロナ禍でそれどころではなくなり、悶々とした日々を送っていたが...
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牟岐線 全線全駅完乗の旅 8日目(阿波福井〜木岐)

2019年7月31日、汗を浮かべながら列車に飛び乗った。余裕を持って宿を出たはずが、帽子を忘れたことに気づいて取りに戻ったり、朝食用のパンを買ったりしていたら、いつしか発車時刻が迫っていた。日差しのな...
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牟岐線 全線全駅完乗の旅 7日目(阿波橘〜阿波福井)

2019年7月30日、宿を出ると青空が広がっていた。昨夜の天気予報では曇から雨になっていたので、その心づもりで準備をして就寝したのだが、真逆の天気を前に戸惑うばかり。雨具を置いていこうか迷いながらもそ...
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牟岐線 全線全駅完乗の旅 6日目(阿南〜阿波橘)

2019年4月4日、徳島市内の宿で朝を迎えた。おもむろに時計を確認すると5時を回っていて飛び起きた。5時44分発の始発に乗車予定だったのだ。急いで支度に取りかかるが、どう考えても間に合わない状況に動作...
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牟岐線 全線全駅完乗の旅 5日目(羽ノ浦〜阿南)

2019年4月3日、午前7時を過ぎた徳島駅は通勤通学客でごった返していた。雑踏に急かされるように切符を購入すると、人波に逆らうように改札を抜け、目の前に停車していた阿南行きに乗り込んだ。発車まで時間は...
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紀勢本線 全線全駅完乗の旅 1日目(亀山〜一身田)

2017年12月30日、名古屋から亀山へと向かう普通列車に揺られていた。9時という時間帯によるものか、それとも晦日だからか、ボックス席を専有できるほど空いていた。車窓には枯草色の田畑と清々しい青空が広...
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北陸本線 全線全駅完乗の旅 6日目(湯尾〜王子保)

2018年8月10日、宿を出ると折りたたみの傘を開き、しとしと降る小雨の中を敦賀駅に向けて歩きはじめた。雨の朝とあって真夏にしては涼しいと思ったが、それでも歩けば汗がにじみ、湿度の高さと相まって服がま...
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徳島線 全線全駅完乗の旅 1日目(佃〜阿波加茂)

2019年4月1日、四国は徳島県の山間にある阿波池田駅に降り立った。時刻は7時を回ったばかり。雨上がりの空には鈍色の雲が垂れ込め、夜が明けたばかりのように薄暗い。足元はしっとりと濡れていて肌寒かった。...
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牟岐線 全線全駅完乗の旅 4日目(南小松島〜羽ノ浦)

2019年4月2日、時刻は午前5時を少し回ったところ。白みはじめたばかりの空、人通りのない街並み、冷たい風にかじかむ手、春だというのに冬を思わせる朝だった。寒さをふりきるように足早にやってきた徳島駅も...
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