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ProGrade Digital のSDカードリーダーを購入

少し前までSDカードとカードリーダーはSunDisk製品で統一していた。性能や品質に惹かれてのことで実際満足いくものだったけど、SDカードにひとつ問題があった。それは正規品がとんでもなく高額であるいっぽう、並行輸入品は信じられないほど安いけど偽物が横行と、買い替えや買い増しのときどちらも選びたくないという問題である。

そこに現れたのがProGrade DigitalのSDカードで、SunDiskに引けを取らない製品でありながら手頃な価格で、メーカーが直接販売しているから偽物を掴まされる心配もないという素晴らしいものだ。当然のようにSDカードが必要になるたび迷わず購入するようになり、いまでは手持ちのSDカードはすべてProGrade Digitalのものになった。

それからもカードリーダーだけは買い替える理由もないのでSunDiskを使いつづけていたけど、今回そちらもProGrade Digital製品にすることにした。読み書きというカードリーダーとしての仕事にはなんの不満もなかったけど、ProGrade DigitalのものだとRefresh Proというソフトが使えるようになるためである。

Refresh ProはSDカードの状態を調べたり物理フォーマットを行うことができるソフトで、使用することでSDカードにまつわるトラブルを事前に回避しやすくなる。撮影画像が読み取れなくなるトラブルを何度も経験したことのある私としては、そのような冷や汗のでる確率が少しでも下がるなら使わない手はない。

ProGrade Digitalのカードリーダーは何種類かあるけど、私の場合はSDカードさえ読めればいいので、もっとも安いSDとMicroSDのデュアルスロットのものを選んだ。

外観はSDカード専用とあってとても小さい。使用時にはPCのUSB-C端子に直挿しするためUSBケーブルも必要なく、必要最小限のサイズに収まっている。

USB-Cということで表裏どちら向きでもPCに挿し込めるせいか、両面とも同じデザインになっていて、一見するとどちらが表面かわからない。表裏を意識しなくていいのだから便利そうだけど、実際使ってみるとSDカードは決まった向きでしか挿入できないので、どちらが表面か瞬時にわからないこのデザインは使いにくい。シールかなにかで表面の目印を付けておこうと思う。

本体の使い勝手やデザインに相違はあれど単なるカードリーダーなので、PCに挿してしまえばこれまでと変わりないと思ったけど気のせいか読み込み速度が早い。計測してみると確かに早くなっていて、性能的な向上は期待していなかっただけに嬉しい誤算であった。

ひと通り触ったあとはわざわざ購入した最大の理由、Refresh Proを試してみるべく公式サイトよりダウンロードしてインストールする。

使い方は簡単そのもので、Refresh Proに対応したSDカードが挿入されると自動で認識してくれ、あとは状態を測定するヘルスや、物理フォーマットを行うサニタイズなど、やってほしい動作を選んで開始ボタンを押すだけでいい。ソフト自体もマニュアルも日本語化されているので迷うような部分もなかった。

測定結果は手持ちのSDカードすべてで残り寿命90%以上であった。SDカードはいつ買い替えるべきか判断が難しいので寿命が数字として分かるのは便利だなと思う。撮影時にも問題のないSDカードを使っているという安心感が得られていいものだ。

ProGrade Digital製品を使いはじめて約5年、少しずつSunDisk製品と入れ替わっていき、とうとうSDカード周りはProGrade Digitalで統一されることになった。現状でまったく不満はないので長い付き合いになりそうである。

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