ありがとう三江線「三江線全駅硬券入場券」を購入した

ありがとう三江線 三江線全駅硬券入場券

石見銀山に行ってみようと思い立ち、最寄り駅の太田市に降り立つと「ありがとう三江線記念入場券セット発売中」の文字が目に留まった。この地域では廃止を目前にした三江線に乗車するのが旬だろうけど、混雑が激しそうで近寄る気にならなかったが、これなら記念に買ってもよさそう。そんなことを考えたのも束の間、発売箇所は「三次・江津・浜田」の3駅のみで太田市では販売してないのであった。

とまあ話はそこで終わるはずだったのだが石見銀山からの帰途、乗り継ぎの都合から偶然にも発売駅の1つ浜田に立ち寄ることになり、そういえばと思い出して窓口に向かった。この時点で3駅ある発売駅のうち三次は売り切れていた。

浜田駅の「ありがとう三江線記念入場券セット」発売告知ポスター

支払いを済ませるとまるで絵本かと思うような分厚く大きな台紙と、全35駅の硬券入場券の束が出てきた。台紙には自分で入れてくださいということであった。

硬券は大量にあっても大してかさばらないので問題ないが、台紙が想像以上に大きくて眺めるには存在感があって良いとはいえ、旅のあいだ痛まないように持ち歩くのが大変だった。手にした感じA4サイズだと思ったが測ってみると高さはそれ以上にあった。

購入時の台紙と硬券入場券

台紙は三つ折りになっていて表紙には三江線の起点と終点、つまり江津と三次の入場券がセットできるようになっている。折り込まれた面には路線図があり、裏面には昭和5年の三江線開業から廃止に至るまでの主要な出来事が時系列で並ぶ。その最後は余命宣告の如く「3月31日 最終運行」という文字で終わっていた。

台紙の表と裏面

内部は全駅の入場券をセットできるようになっていて、各駅ごとに石見神楽のイラストが載るカラフルな仕上げ。もっともこれは入場券の裏に隠れてしまう運命にある。江津と三次だけは表紙にあるので内部にはないが、2駅の所属駅は山陰本線と芸備線なので今回廃止される訳ではないし、三江線に所属する駅だけを内部にまとめた形か。

台紙内部

最後に入場券を1枚ずつはめ込んでいく地味な作業が待っている。枚数が多いから面倒そうに見えたけど、幸いにして入場券は駅順に束ねてあったので、何も考えず順番に入れていくだけと流れ作業のようなものだった。入れ終わり33駅の硬券がズラリと並ぶ様は壮観である。

入場券を入れた状態

ここまでは良かったのだが入場券の固定が緩いため、台紙を閉じようとしたら外れてバラバラと落ちてきたのには参った。セットする時から緩さには気がついており、位置がズレるのは予想していたけど勝手に外れるとは思わなかった。

(2018/01/07)