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ムーンライトながら運転日数の変化(09〜17年)

東京と大垣を結ぶ夜行列車「ムーンライトながら」は、2009年3月14日のダイヤ改正で臨時列車化された。それ以降は春・夏・冬の各シーズンごとに運転されているが、印象としては年々運転日数が減少している気がする。あくまで印象なので実際のところはどうなのか、気になるのでその変化を調べてみた。

まずは臨時列車化されて以降の運転日と運転日数をシーズンごとにまとめる。上りと下りで運転日数は同じだが運転日は1日ずれるので、ここでは全て東京発の下りを基準にした。

春シーズン

年度運転日運転日数
20093/14 〜 4/927
20103/12 〜 4/929
20113/18 〜 4/216
20123/23 〜 3/319
20133/22 〜 3/309
20143/20 〜 3/2910
20153/20 〜 3/289
20163/18 〜 3/269
20173/17 〜 3/259

夏シーズン

年度運転日運転日数
20097/19 〜 9/953
20107/20 〜 9/447
20117/22 〜 9/344
20127/27 〜 9/137
20137/26 〜 8/2430
20147/25 〜 8/2330
20157/24 〜 8/2230
20167/22 〜 8/2030
20177/21 〜 8/1930

冬シーズン

年度運転日運転日数
200912/11 〜 1/1738
201012/17 〜 1/924
201112/22 〜 1/818
201212/21 〜 1/516
201312/20 〜 1/416
201412/22 〜 1/313
201512/22 〜 1/212
201612/22 〜 1/212
201712/22 〜 1/212

こうしてみると2009年には年間118日間も運転されていたものが、2017年には年間51日間にまで減少している。10年と経たない内に半減どころかそれ以上に減っているのだ。

表だけではわかりにくいのでシーズン毎の運転日数を折れ線グラフにする。すると臨時列車化された当初こそ毎年のように大きく減少しているが、2013年辺りからほとんど変化がなくなっていることも見えてきた。特にここ5〜6年は年間50〜60日間あたりで安定している。

結論としては毎年のように運転日数が減少しているということはなかった。年々大きく減少していた時代もあったけど近年は目立った変化はない。大きく減少していた当初のイメージから変化がなくても毎年減っているように感じていただけのようだ。

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