Macのシステム関連のショートカットキーでもよく使うのが、スリープや再起動といった電源関係のもので、同じ動作でも確認ダイアログの表示・非表示の違いなど、実に豊富なショートカットキーが用意されている。
これらは覚えておくと、キーボードから指を離さずして操作を完結でき便利なのだが、キーの組み合わせが似通っていて間違えやすい。そこで備忘録もかねて個人的によく使用している操作をまとめておく。
スリープ
ちょっと席を立つ時など、電源関連ではもっとも良く使用するのがスリープだ。これは電源ボタンを0.5秒ほど押して放すだけでよい。手軽にできて非常に便利なのだが、誤タイプでスリープされても困るので当然だが、一瞬押すだけでは何も反応しないので、意外と知らない人も居るようだ。
また Option + Command + Eject を押してもよい。
ディスプレイのみスリープ
Shift + Control + Eject (電源ボタン)を押すと、ディスプレイのみをスリープさせる事ができる。これは他の作業をしつつラジオや音楽を流すような時に便利。
ログアウト
現在のユーザをログアウトするには Shift + Command + Q で、押すとログアウトの確認ダイアログが表示される。この時Optionも一緒に押すと確認ダイアログの表示なしでログアウトする事も可能だ。
再起動・システム終了
電源ボタンを1.5秒ほど押し続けると再起動やシステム終了を選択できるダイアログが表示される。これもログアウトと同じく確認のダイアログなしで、いきなり再起動やシステムを終了させるショートカットキーも存在するが、うっかり別なショートカットキーと間違える可能性もあり使っていない。また Control + Eject (電源ボタン) でも同じように表示される。
このダイアログのボタンにもショートカットキーが設定されており、以下のような組み合わせになっているので、マウスやトラックパッドを使用する必要はない。
再起動 | R |
スリープ | S |
キャンセル | ESC |
システム終了 | Return |
強制電源OFF
システムが反応しないなど、どうしようもなくなった時には、電源ボタンを5秒間押し続けると強制的に電源がOFFになる。
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