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とても小さな巻尺「ミドリ XS メジャー」が良いものだった

旅や登山に持っていくメジャーを約7年ぶりに新調した。なければないで済むものではあるけど草木や構造物など詳しいサイズを知りたいことがある。これまではクツワのロングメジャーというのを使用していて、小さく軽いし壊れることもなかったので重宝していたのだが、欲しいという人がいたのであげてしまったのだ。

同じものを再び買ってもよかったのだけど、せっかくだからもっと小さいものがないか探したところ、ミドリの小さな文房具を集めたXSシリーズのなかに、ちょうどよさそうなメジャーを発見。仕様を見る限りは良さそうなので試してみることにした。

目にすればとにかく小さい。デザイン云々よりも小さいことが印象的で、幅と高さは公称でそれぞれ38mm、厚みは11mmという極小サイズである。

手にすればとにかく軽い。記されていないので自分で量ってみると13gしかなかった。まともな作りではこれ以上は軽くできないのではと思えるくらい軽い。

おもちゃのような大きさと重さだけど、外装は衝撃に強いポリカーボネート製で、テープは伸びにくいグラスファイバー製と、考えられた素材で長く使えそうだ。耐久性は不明だけど壊れるより無くさないかのほうを心配すべきものだろう。角にはストラップ取り付け用の小穴があるので、これを活用するのもいいかもしれない。

小さい道具というのは往々にして使い勝手が犠牲になっているので、これはどうなのか心配なところがあったけど、使ってみると操作性はまったく問題がなかった。テープ幅が6mmと細いので視認性がどうかとも思ったけどこちらも問題なし。

気になるのは引き出すときのカチカチという音が、図体に見合わず大きいことくらいのものだ。逆に戻すときは静かにスパッと収まる。

使いやすくて小さく軽いという私好みの道具で、壊れたり無くしたり、はたまた人にあげたりしなければ長い付き合いになりそうである。

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