RICOH GR III の背面ダイヤルにチャタリングが発生

使いはじめて3年半になるGR IIIだけど、ここにきて背面ダイヤルの動作が怪しくなってきた。メニュー項目の選択時に1段分だけ回したのに4〜5段分くらい一気に動いたり、下方向に動かしているのに上方向に移動したりするのだ。この症状はGR IIIの発売当時から見聞きしていたので、我が相棒にもとうとうきたかという感じである。

よくある不具合だけに対処法についての情報は多い。修理に出せば1〜2万ほどで直してもらえるほか、ダイヤルの接触不良なのだから接点復活剤の類をかければいいとばかり、分解して直接塗布したり、すき間から内部に浸透させるという力技で直している人もいる。

簡単確実なのは修理に出すことだけど、GR IIIの背面ダイヤルはめったに出番がないので、そのようなものに1〜2万を払うのは痛い。かといって分解する気にはなれないし悩ましい。

そうしてどうしたものか考えているうちに1ヶ月ほどが経過したのだが、その間とりわけ不都合らしいものがない。背面ダイヤルを使用する操作はほとんどが上下ボタンで代替できるのでなんとかなってしまうのだ。唯一困ったのはMモードでISOオートで撮影するとき、背面ダイヤルが使えないと露出補正ができないことくらいのものである。それとて頻繁に使用するものではないので、隣のTVモードにずらして露出補正をしてから、再びMモードに戻すということで済ませてしまった。

結局背面ダイヤルが使えなくてもなんとかなってることや、GRのことだからきっとまたなにか不具合が出るだろうから、そのとき一緒に直してもらえばいいかと思い、当分このまま使用するということに落ちついた。

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