コンビニのスマホ充電器で不良品をつかんだ

別子銅山を訪れたときのこと、前日からなかなか充電する機会に恵まれず、とうとう手持ちのモバイルバッテリーまで使い切りスマホが使えなくなってしまった。なんとかならないものかと帰途の駅で目にしたコンビニに立ち寄ると、センチュリーの「リチウム式充電器」と書かれた容量2000mAhのモバイルバッテリーがあったので購入した。

小容量で再利用する機会はなさそうなので迷ったけど、他にはさらに小容量の単三電池を使うタイプくらいしかなかったので背に腹は代えられない。

そうして宿に向かう列車に腰を落ちつけたところで、充電しようとスマホに接続するがまるで反応がない。どういうことかといじくり回すが変化なし。念のため付属のUSBケーブルを手持ちのものに交換するが、これでも反応はなく嫌な予感がしてきた。相性でも悪いのかと諦めきれずにいじくり回していると一瞬だけ充電開始してくれた。もしかしてとUSBケーブルをモバイルバッテリーの接続口の横方向に向けて強く押してやるとやはり普通に充電される。これは完全に接触に問題のある不良品である。

返品したい気分だが列車は動きはじめていてどうしようもない。とりあえずUSBケーブルのコネクタ部を手で押さえつづけていれば充電できるし、元々再利用する気もなかったので使い捨て製品だったと割り切ることにした。それに充電中は力を抜くわけにいかないので、うたた寝の防止用としてもなかなか役に立った。

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