丸亀城の桜が見頃らしいので土讃線の旅の帰りに、桜と石垣で有名な丸亀城へと寄り道をすることにした。
晴れとも曇りともつかないイマイチな天候の中、丸亀駅には午後4時頃に到着した。丸亀城へは1km程と近いので駅からは歩いて向かう事にする。
丸亀駅から10分程で丸亀城に到着すると思った通り桜は満開で見頃だ。堀を渡り江戸時代の初めに作られたという大手二の門から城に入る。
準備中の出店の脇を通り抜け、天守閣に向けて坂道を上っていくと、丸亀城の見所でもある美しい石垣が見えてきた。
沢山の桜に囲まれた二の丸を通り抜け先へ進むとすぐに天守閣へ到着だ。
到着時は既に17時近くで営業時間を過ぎていたので外から眺めるだけである。ちなみに日本一小さい天守閣らしい。
タイミング良く青空の広がり始めた中で、天守付近からは丸亀の街が一望でき、遠く瀬戸大橋や讃岐富士までよく見える。桜も景色も美しいのに家族連れが2,3組居る程度なので、静かな中をまったりと過ごす事ができた。
帰路は日が差しているので先程とはまた違った表情の桜が楽しめる。
往路と同じ大手二の門から外に出て駅へと向かう、無料でこれだけ楽しめれば満足である。城の方に目をやると青空の中の天守が美しかった。
(2016/4/5)
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