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必須ではないけど手放せない温度計「サーモ・マックス50」

いつも持ち歩く道具のひとつに温度計がある。持っていたからどうというものではないし、なければないで済むものではあるけど、暑さ寒さの厳しいときから快適なときまで具体的に何度あるのか知りたいという欲求を満たしてくれる。もちろんそれだけではなく、そのときの体調や装備などと合わせて知っておくことで、工程や装備品を考えるときの参考になるし、文字にせよ言葉にせよ誰かに伝えるとき、ものすごく暑かったなどという曖昧なものより、この日は35℃もあってなどと具体的に表現できたほうがいい。

愛用しているのはエンペックスの「サーモ・マックス50」という製品だ。名が表すようにプラスマイナス50℃まで測定できるため、冬山から真夏の海辺までどこでも対応してくれる。精度もプラスマイナス1℃以内(0〜40℃)と申し分ない。

サイズは直径が55mmで厚みが16mmある。あまり小さくすると視認性が悪くなるとはいえ、文字盤の外側にかなり厚みがあるので、このあたりをもう少し削ってくれたらと思う。重量はストラップを別にして18gほどなのでこちらは満足。

付属のストラップは太くて長い。首にかけるような使い方ならいいけど、私はバッグやリュックにつけたり、テント内にぶら下げるような使い方なので邪魔でしょうがない。ストラップは着脱できる構造ではないので当初はそのまま使っていたけど、やはり気になるので裏蓋を開けて細く短い紐に交換して使用している。

バイメタル式で衝撃にはあまり強くなさそうだし、サイズもさらに小さければなど不満要素がないわけではないが、精度・視認性・価格など総合的にみると、これに変わる製品がないため、劣化するたび買い替えて長年愛用している。よりよい製品を見つけない限りはこれからも使いつづけることになると思う。

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