新しいモバイルバッテリーにAnkerから出ている「PowerCore Slim 5000」を購入した。常時持ち歩くので可能な限り軽量コンパクトな方がよく、容量としてはスマホを1〜2回充電できればよい。そんな用途にちょうど良いサイズと容量の製品だ。
これまで使っていた物は容量が13400mAhで、これだけの容量があると何度も充電できるという安心感が得られる。ところがそれと引き換えに大きく重い。まあ250gほどなので使用するのであれば別によい。ところがいざ持ち歩いてみるとここまでの容量は必要なく、1グラムでも荷物を軽量化すべく今回のバッテリー購入となった。
さて開封すると入っているのはバッテリー本体と説明書くらいかと思ったが、USBケーブルに収納用の巾着袋まで付属していた。
外観はまるでスマホのような形状で厚みは1cmしかない。これならバッグ内のちょっとした隙間にでも滑り込ませておける。そしてこの形状を生かしてスマホと重ねて使用できるのが特徴で、表面はシリコン製ということで傷の心配もなさそうだ。
容量は5000mAhでスマホにもよるが1〜2回は満充電が可能。そして重要なのが重量でこれは実測で120gと常時持ち歩いても気にならないくらいに軽い。このサイズと重量であれば使う予定はなくともとりあえず持っていこうという気になれる。
使い勝手としてはスマホとUSBケーブルで接続するだけと至って普通で、可もなければ不可もない。電池残量は側面のボタンを押すことで確認でき、3つあるLEDライトが何個点灯するかで大体の残量が分かる。
さてせっかく重ねて使えるものの付属のUSBケーブルは60cmもあるので、そのような使い方をするとケーブルがだらりと垂れ下がり邪魔というもの。そこで同じくAnkerから出ている、長さわずか10cmという短いUSBケーブルも購入した。
これだとスマホとバッテリーを重ねて使用した場合にまったく無駄がない。ただ余裕がなさすぎて思い切りケーブルを曲げることになり、それが少し心配な部分でもある。メーカーによるとケブラー繊維で強化され、数千回の折り曲げテストにも耐えるそうなのでまあ大丈夫なのだろう。
最小限の重量とスペースでモバイルバッテリーを携帯できるため、使わないかもしれないけど念の為に携行するような使い方にはちょうどいい。
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