
コンパクトな時刻表はいくつも出ているけど、大判のそれに比べると情報が削られていたり、地域限定だったりして、ローカル線の小駅に降りるような旅には使いにくい。かといって重くてかさばる大判サイズの時刻表を持ち歩く気にはならない。その点においてJTBから発売されている「小さな時刻表」は名前の通りコンパクトでありながら、大判サイズの時刻表と同じ情報量で、気まぐれな途中下車の旅には最高の時刻表だ。
これが発売されるまでは大判サイズの時刻表で必要な部分を切り取っていくか、持っていくこと自体を諦めるの二択だったが、これはバックの空きスペースにでも詰めておける。

最近はデジタルJR時刻表というタブレットで見れる時刻表もあるが、やはり紙の時刻表の見やすさと調べやすさは別格で、どの路線がどの辺りにあるか指が覚えているので、素早く開いて後続の列車まで何分あるか調べたり実に使いやすい。
といってもルート検索等はスマホを使った方が早いのでその辺は適材適所で使い分けている。重量は441グラムとiPadのようなタブレットよりも軽い。

子どものころから長くJR時刻表をメインに使ってきていたのだが、この小さな時刻表が使いたいがために、いまではJTB時刻表を使うようになってしまった。
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