いつの間にか溜まるものたち

久しぶりに部屋を大々的に片付けていると、あちこちから捨てるに捨てられず溜め込んでいた品々が出てきた。適当な戸棚や引き出しに放り込み、そのまま存在すら忘れてしまっていたものたちだ。

なんといっても多いのが切符の類で、旅から持ち帰るとそのままなんとなく、ごみ箱以外のところに入れてしまう。実際のところ過去の切符を見返すようなことは皆無に等しいので、捨ててもいいようなものではあるけど、乗車記念ということもあってやっぱり捨てられない。

記念品でもなければまともに文面を読んだことすらない、青春18きっぷについてくる案内書きも多数発掘されてくる。さすがにこれは捨ててもいいかと思う。

数ではそんな切符たちの足もとにも及ばないけど、質量でいえば抜きん出ているのが使いかけのガス缶だ。これはカセットコンロで使うCB缶ではなく、アウトドアなどで使うOD缶なので自宅ではまるで出番がない。

使いかけでもガスがたっぷり残っていれば問題ないのだが、わずかしか残っていないのが問題で、捨てるわけにはいかないし意味もなく燃焼させるのはもったいない。そこで新品とセットで持っていって使い切ろうとは思うけど、無駄にリュック内で場所を取るので結局新品だけを持っていくのが常だ。そしてまた使いかけが増える。

ふたつのガス缶を接続して片方にまとめる器具があるのは知っているけど、ガスを素人が詰め替えたりするのは安全上も法令上も不安がある。なにかうまい方法を考えないとこの増殖は止まりそうもない。

もうひとつ地味にたくさんあるのが使用済みのジップロックで、濡らしたくないものを入れるのに活用したものだ。繰り返し使えるものだけに使用後も捨てずにとっておくけど、それがいつしか溜まりに溜まっている。

内容は時代によって変わってくるけど、現状ではここにあげた切符・ガス缶・ジップロックが私の三大いつの間にか溜まってしまうものたちだ。お金も付け加えたいものだけど、それだけはいつの時代も溜まったためしがない。

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