富山駅の近くにある速星駅から直江津駅に向かうときのこと、速星の券売機では直江津までの乗車券が購入できないのと、途中の泊で長時間の待ち時間があったので駅から出てみようかと思い、直江津ではなく泊までの乗車券を購入して列車に乗り込んだ。
この区間は単純に往復するだけなら2500円の北陸おでかけパスを利用するのが、安上がりかつ自由に乗り降りができて便利なのだが、このときは直江津で1泊する予定だったので有効期限が1日限りの北陸おでかけパスは利用できなかった。

そうして泊に到着して跨線橋を渡っていると、トキめきホリデーフリーパスが泊駅でも購入できますという張り紙が目にとまった。詳しく見ると隣駅の市振から直江津を含む妙高高原までの区間が乗り放題のフリーきっぷで、2日間有効のうえ1000円と安い。直江津から先まで乗れるのえ時間があればそちらに足も伸ばすのにも利用できそうだ。
これは今回の旅にはちょうどいいので改札を抜けると窓口に向かい購入してみた。フリーエリアは隣りの市振からなので、そこまでの乗車券も購入しようと思ったが、親切にもいましがた回収した泊までの乗車券を市振までに変更してくれた。

これにより「速星〜泊〜直江津」という組み合わせで往復した場合、通常なら4740円になるところが3640円となり、1000円以上も安く上がった。さらにこの旅では直江津から先の区間にまで足を伸ばしたので、最終的には2000円近くは得をしたのではないかと思う。
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