![きっぷで巡る四国鉄道史の商品とパンフレット](https://travel.tokuvin.net/wp-content/uploads/2016/08/shikoku-tetsudoushi-title-680x454.jpg)
平成10年の年末、「きっぷで巡る四国鉄道史」と名付けられた、硬券乗車券のセットが発売された。当時のJR四国に存在した、全隣接駅間(259区間)の硬券乗車券259枚を、専用バインダーに収めた豪華なセットになっている。全区間の乗車券ともなると、お値段の方もなかなかの物で、販売価格は46,440円であった。
実際に見ていくと、外観は一番外側が紙製の
![函に収められた外観](https://travel.tokuvin.net/wp-content/uploads/2016/08/shikoku-tetsudoushi-1-680x454.jpg)
バインダーは厚みのある、しっかりとした作りになっている。
![函から取り出したバインダー](https://travel.tokuvin.net/wp-content/uploads/2016/08/shikoku-tetsudoushi-2-680x454.jpg)
内部は開業線区ごとに24のテーマで分けられており、厚紙で作られた各ページに硬券乗車券が、はめ込まれている。
![バインダーを開いた様子](https://travel.tokuvin.net/wp-content/uploads/2016/08/shikoku-tetsudoushi-3-680x454.jpg)
各ページの裏面には、四国の鉄道史が明治から平成まで、順番に記載されている。1枚目から順番に読んでいく事で、歴史を辿る事ができる。
![鉄道史の記載されたページ裏側](https://travel.tokuvin.net/wp-content/uploads/2016/08/shikoku-tetsudoushi-4-680x454.jpg)
乗車券の日付は、各区間の開業日になっている。
![乗車券の並ぶページ表面](https://travel.tokuvin.net/wp-content/uploads/2016/08/shikoku-tetsudoushi-5-680x454.jpg)
この乗車券が収められたバインダーには開きにくいという問題があり、後日開きやすく改良されたバインダーが送られてきた。右側の幅の狭い方が改良版である。
![最初と後日送られてきた2個のバインダー](https://travel.tokuvin.net/wp-content/uploads/2016/08/shikoku-tetsudoushi-6-680x454.jpg)
当時は(今も?)こういった乗車券や入場券の高額なセット商品が、結構発売されていたように思う。その頃は記念乗車券を収集していた事から購入した訳だが、さすがに1点で数万円もするこれらのセット品には、購入をためらった事を思い出す。
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