あまり知られてないと思うが、XF56mmとXF23mmのフード取り付け部は同じ形状をしている。まあ厳密な意味で同じなのかは分からないが、少なくともXF23mm用のフードは、XF56mmにも普通に装着できる。
そのためこのように互いのフードを取り付ける事ができる。
とはいえXF23mmの付属フードを、XF56mmに装着した所で大した意味はなく、まあ取り付け可能なんだなぁ程度の認識だった。ところがXF23mm用に角型メタルフードLH-XF23が発売され、これならXF56mmにも結構似合うのではないか。そんな事を思い試してみる事にした。
まずは比較のためにXF56mmの付属フードを装着。
続いて問題のLH-XF23を取り付けてみる。XF23mmに装着する時も固い感じがしたが、やはりここでもグッと力を入れないと回らない固さがある。それだけに一旦取り付けてしまえば、遊びもなくカッチリとしている。
装着してみると結構似合っていて、スナップ等に取り回しの良いコンパクトフードとして、XF56mm用に販売できそうなくらいだ。
付属フード(左)と比べると、フード自体にはこれだけ長さに差がある。遮光効果を取るか、コンパクトさを取るかといったところか。
以前の記事ではニコンのHN-23が結構オススメだったが、これはそれ以上にレンズ本体と統一感があり、サイズも非常にコンパクトなのが良い。撮影してみたがケラレも見られないので、XF56mmをスナップ用途に使うのに活躍してくれそうだ。
コメントでご指摘をいただきましたが、点光源にケラレが見られるということですので、私自身は確認しておりませんが、使用を検討されている方は参考にしてください。
ちなみにXF90mmもフィルター径が同じなので試してみたが、こちらは取り付け部の形状が違っていて、残念ながら取り付ける事ができなかった。
コメント
これやってますけど、周辺部の点光源がケラれますよ
恐らく、周辺部(特に上下)は光量落ちしていると思います
カスタマーさん、情報ありがとうございます。
まさかケラレがあるとは使用していても全然気が付きませんでした。レンズを手放してしまったので調べられないのが残念ですが、広角用フードで望遠がケラれるとは、大丈夫そうでも専用品でないとやはりリスクがありますね…。