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コスパの高いエバニューのウォーターキャリーを導入

登山用のウォーターキャリーは長らくプラティパスの2Lを使用してきた。ハイドレーションもプラティパスだ。メーカーに拘りがある訳ではないけど、最初の購入時に評判がよかったことから選び、特に問題もないのでそのまま使い続けてきた。

最近になりウォーターキャリーは2Lより1Lのほうがいいという考えに変わってきた。携行する水の量に応じて複数持つので重量は変わらないけど、小さなウォーターキャリーに分けたほうが中身を柔軟に変更できるしパッキングもしやすい。なにより破損したとき水をすべて失うというリスクから解放される。

当初はプラティパスの1Lにするつもりだったけど値段が高い。以前は手頃だったのに値上がりして2000円ほどしている。ならばとモンベルで探すと1500円ほどだったのでそれにしようと思ったけど、エバニューであれば容量が少し小さい0.9Lであるものの750円と格安で手に入ることを発見。これだけ値段がちがうと安かろう悪かろうの粗悪品にも思えるが、評価は高いので試してみることにした。

購入したのはエバニューの「ウォーターキャリー 900ml」という製品。安いからチープな作りかなとも思ったけど、触った感じはプラティパスとほとんど変わらない。実際耐久性も十分にあるようで1年ほど使用しても破損や水漏れのようなトラブルは発生していない。

使い勝手はむしろこちらのほうが優れていて、キャップが本体とつながっているため落とす心配がない。キャップは手に持っていると水の出し入れがやりにくいし、衛生上あまりそのへんに置きたくもないのでこれはいい。

もうひとつ地味に便利なのがゴム紐がついていることで、使用後に丸めたときこれを利用してまとめておくことができる。プラティパスは丸めてもまた広がるので輪ゴムでとめていただけにこれもいい。

少しだけ残念なのが容量が1Lではなく0.9Lということだ。水の携行量は1L単位で計算することが多く、山小屋でも1Lいくらで販売ということが多いので、几帳面な私には0.9Lというのはなんだか扱いにくい。同じエバニューでも他の製品は1.5Lとか2Lと切りがいいのに、なぜ0.9Lにしたのかと思う。

作りとしてはいいものだけど品質には少し気になる点がある。昨年から今年にかけて複数購入したうちの一部に、内部に白い汚れが付着したものがあったのだ。謎の成分なので気持ち悪いものがある。水を入れた程度では落ちることはなく、ペットボトル清掃用のブラシでこすってようやく落とすことができた。

細かいことを言い出せばまったく不満がない訳ではないけど、プラティパスの半額以下で手に入りながら、遜色がないどころか使い勝手ではより優れているのだから、申し分のない製品であり満足している。いまのところウォーターキャリーを購入するなら第一候補である。

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