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RICOH GR IIIx のリングキャップが固すぎる問題

GRのリングキャップといえば外れやすいが二の句のようになっている。知らぬ間に外れて紛失したという話はめずらしくない。私の所有するGR IIIも勝手に外れたことこそないが、軽くつまんで回せるほどには緩い。

ところがGR IIIにつづいて購入したGR IIIxはそうではなかった。うっかりや偶然で外れるなどありえない固さなのである。もっとも普段リングキャップを外すことがなかったので、どれだけ固かろうが気になることはなく、これまで散々外れやすさを指摘されたから対策したんだなと好意的にすら捉えていた。

当初はそんな具合でなんとも思わなかったが、各種のフィルター類を使用するためレンズアダプターを使うようになると脱着する機会が増え、徐々にこれは固いというより固すぎるのではないかと疑問を抱くようになった。それは固着したビンの蓋を回すかのごとく、しっかり握り強く力をかけないと動かないほどの固さなのだ。

リングキャップとレンズアダプター

修理依頼

初期不良を疑うも固い気がするというだけでは不具合だと言い切れず、日常的に使用しているだけに修理に出して使えない期間ができるのも避けたいため、もやもやした気持ちで使いつづけていた。そうこうしているうちに症状が悪化したのか、外すのが困難なほど固かったりと、撮影に支障が出るようになってきた。

さすがにこれ以上は放置はできないと修理に出すことを決断、カメラ店に依頼してもいいのだが、より手軽なRICOHのピックアップリペアサービスを利用することにした。電話やネットで申し込むと宅配業者が集荷にきてくれ、梱包までしてくれたうえ、利用料金は無料という便利なサービスだ。ネットで申し込むと翌日にはもう集荷にきて運ばれていった。

修理完了

修理期間の目安は7〜10日と記載されていたので、2週間くらいは覚悟していたが、土日を挟んで6日目に早くも帰ってきた。あまりに早いので仕様の範囲内として返送されてきたのではないかと不安を覚えたほどだが、明細を開くと部品交換した旨が記されていて安堵した。

どんな具合になったのかリングキャップを脱着してみると、軽くつまんで回すだけで簡単に動くようになっていた。操作感としてはGR IIIと同じである。つまり私のGR IIIxは初期不良品だったという訳だ。保証期間内に気づいたから良かったものの、そうでなければ相当な修理料金が必要になったはずで危ないところであった。

修理明細

おわりに

撮影しているとリングキャップの脱着に問題がないのは当然として、不思議なことにAFの作動音が静かになっていることに気がついた。以前はGR IIIより少しだけ耳障りな音であったものが同等レベルになっている。GR IIIxはレンズ周りが若干大きくなった影響でモーターに負荷でもかかっているのかな程度に考えていたけど、そうではなかったらしい。

不思議に思って修理明細を隅々まで確認しても、リングキャップについての記述しか見当たらない。交換したという部品による影響か、それとも分解して組み立てる過程でのちょっとした塩梅なのだろうか。なんだか分からないけど、けがの功名という感じである。

数ヶ月前にはGR IIIが故障して修理に出しており、こう立て続けに保証書のお世話になると信頼性には疑問符がつくけど、リングキャップの固さとAF作動音という、気になっていた部分が解消したことで、気持ちよく撮影できるようになったので良しとする。

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