交換用のXFレンズを持ち歩くのにthinkTANKphotoのレンズポーチを買ってみた。
交換レンズはショルダーバッグやリュックに入れていたが、ショルダーバッグでは撮影時に邪魔になることも多く、かといってリュックに入れてしまうと、両手が自由になる代わりにレンズ交換が面倒になってしまう。
そこで目をつけたのがこのスキン50 v2.0というレンズポーチで、レンズを入れたままベルトに通して腰に付けておけるため、素早いレンズ交換ができつつ両手が自由に使えるのだ。パッドのような緩衝材が入っていないので衝撃吸収はあまり期待できないが、その代わりに最小限のサイズに収まっているので移動時にはそのままリュックに入れることもできる。
外観
外観は幅15cmで高さは19cmくらいある。余計な緩衝材は入っていないのでコンパクトで軽量なだけでなく、使わない時には小さく折りたたんでしまうこともできる。
裏面はベルトに取り付けられるようになっている。
底面にはチャックが付いており、ここにはレインカバーが収納されている。
レインカバーは素早く取り出して全体に被せる事ができ、使用しない時にはこれが底面のクッションとしても機能する。
レインカバーを使用するとこのように全体を包み込んでしまえる。
レンズキャップ等のちょっとした小物はフラップのチャック部分に収納できる。
内部
フラップを開くと小物を収納できるポケットがあり、エクステンションチューブ程度の物なら入れる事ができる。
フラップはベルクロで固定するタイプだ。
このベルクロには消音パッチがあり、このようにするとフラップは固定されなくなるが、開閉でベリベリと音はしなくなる。半分だけ塞ぐというのも小さめの音で開閉できつつ固定もできるので良くやる方法だ。
内側には仕切りが付属しており、取り外してボディのような幅広の物を格納する事も可能だ。
試しにフードを逆付にしたXF90mm、XF56mm、そしてエクステンションチューブを格納してみる。
この位のサイズが限界だがキレイに収まり、現状の単焦点XFレンズであれば何でも2本入れる事が可能だ。また1本だけ入れておき、空いたスペースにはボディから取り外した方のレンズを入れると、うっかりレンズを落とす事故防止にもなる。
装着
さて背面はこのようになっているが。
ここにベルトやバックパックのウエストベルト等を挟む事で腰に取り付ける事ができる。
まずはこのスキンコンポーネントシステム用に用意されてる純正のシン・スキンベルトを用意した。
このシン・スキンベルトには、ポーチ側に付いている白いパーツを通す穴が付いており、この穴に通す事でポーチの位置を固定する事ができる。また通さない事で自由に移動できるようにもできる。
装着するとこのようになる。
シン・スキンベルトは幅広で丈夫なので、他のコンポーネントなど色々装着するには良いけれど、ポーチひとつには少し大げさな感もある。そこで汎用品のシンプルなウエストベルトも購入してみた。これはポーチだけを利用するにはなかなかと良い。
またこのような物で
ショルダーバッグ的に利用する事もできる。
まとめ
XFレンズを2本収納できるバッグとしては最小限のサイズで、これより小さいとXF90mmの格納には厳しくなる。保護性よりもなるべく省スペースであることが優先で、常に交換レンズを手元に用意したい、しかも両手は自由に使いたいという時には良いものだと思う。
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