全線全駅完乗の旅

牟岐線 全線全駅完乗の旅 8日目(阿波福井〜木岐)

2019年7月31日、汗を浮かべながら列車に飛び乗った。余裕を持って宿を出たはずが、帽子を忘れたことに気づいて取りに戻ったり、朝食用のパンを買ったりしていたら、いつしか発車時刻が迫っていた。日差しのな...
全線全駅完乗の旅

牟岐線 全線全駅完乗の旅 7日目(阿波橘〜阿波福井)

2019年7月30日、宿を出ると青空が広がっていた。昨夜の天気予報では曇から雨になっていたので、その心づもりで準備をして就寝したのだが、真逆の天気を前に戸惑うばかり。雨具を置いていこうか迷いながらもそ...

北の脇海岸で迎えた『2021年』初日の出

2021年1月1日、元日の朝を徳島市内で迎えた。暖かな布団をどうにか抜け出し、静寂と冷気に包まれた街を徳島駅に向かう。冷凍庫を思わせる寒さは堪えるが、空には眩しいほどの月が浮かび、晴れているという確信...
全線全駅完乗の旅

牟岐線 全線全駅完乗の旅 6日目(阿南〜阿波橘)

2019年4月4日、徳島市内の宿で朝を迎えた。おもむろに時計を確認すると5時を回っていて飛び起きた。5時44分発の始発に乗車予定だったのだ。急いで支度に取りかかるが、どう考えても間に合わない状況に動作...
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牟岐線 全線全駅完乗の旅 5日目(羽ノ浦〜阿南)

2019年4月3日、午前7時を過ぎた徳島駅は通勤通学客でごった返していた。雑踏に急かされるように切符を購入すると、人波に逆らうように改札を抜け、目の前に停車していた阿南行きに乗り込んだ。発車まで時間は...
全線全駅完乗の旅

紀勢本線 全線全駅完乗の旅 1日目(亀山〜一身田)

2017年12月30日、名古屋から亀山へと向かう普通列車に揺られていた。9時という時間帯によるものか、それとも晦日だからか、ボックス席を専有できるほど空いていた。車窓には枯草色の田畑と清々しい青空が広...
全線全駅完乗の旅

北陸本線 全線全駅完乗の旅 6日目(湯尾〜王子保)

2018年8月10日、宿を出ると折りたたみの傘を開き、しとしと降る小雨の中を敦賀駅に向けて歩きはじめた。雨の朝とあって真夏にしては涼しいと思ったが、それでも歩けば汗がにじみ、湿度の高さと相まって服がま...
全線全駅完乗の旅

徳島線 全線全駅完乗の旅 1日目(佃〜阿波加茂)

2019年4月1日、四国は徳島県の山間にある阿波池田駅に降り立った。時刻は7時を回ったばかり。雨上がりの空には鈍色の雲が垂れ込め、夜が明けたばかりのように薄暗い。足元はしっとりと濡れていて肌寒かった。...
全線全駅完乗の旅

牟岐線 全線全駅完乗の旅 4日目(南小松島〜羽ノ浦)

2019年4月2日、時刻は午前5時を少し回ったところ。白みはじめたばかりの空、人通りのない街並み、冷たい風にかじかむ手、春だというのに冬を思わせる朝だった。寒さをふりきるように足早にやってきた徳島駅も...
鉄道

小さな時刻表「2020年の夏号」

新型コロナウイルスの影響で一部の時刻表が発売休止ということもあったので、小さな時刻表はどうなるのだろうかと思っていたが、こちらは例年通りに発売されていた。 とはいえ中身はやはりコロナの影響を受けたもの...
全線全駅完乗の旅

美祢線 全線全駅完乗の旅 4日目(長門湯本〜長門市)

2017年8月25日、美祢線の旅の最終日である。残る未訪問駅は板持と長門市のみ。正確にいえば長門市は山陰本線の駅なので美祢線としては板持のみ。しかし線路の終点は長門市なのでそちらにも顔を出しておくこと...
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美祢線 全線全駅完乗の旅 3日目(重安〜長門湯本)

2017年8月24日。見上げる空には青空が広がり、ほのかに赤みを帯びた朝日が眩しい。早くも汗ばむ陽気に駅舎の窓という窓が開け放たれている。自由に飛び回るツバメ、気だるそうに歩く学生、所在なげに佇むタク...
全線全駅完乗の旅

因美線 全線全駅完乗の旅 6日目(美作河井〜美作加茂)

2019年12月25日、深夜を思わせる暗く静かな中に鳥取駅が見えてきた。駅前通りとは思えないほど往来がない。明かりを灯しているのは駅とコンビニくらいのもの。冷たい空気に眠気が消し飛んでいく。時刻は5時...
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山陰本線 全線全駅完乗の旅 8日目(山家〜高津)

2017年9月8日、旅のはじまりは京都から30kmほど日本海側に進んだ園部駅。山陰本線の旅はいつも京都から始めていたが、8日目ともなると目的地が遠くなり、ついに旅の起点をここまで前進させることになった...
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