全線全駅完乗の旅

高山本線 全線全駅完乗の旅 2日目(長森〜蘇原)

2022年6月15日、小雨のぱらつく薄暗い朝、テレビすらない岐阜市内の安宿を抜け出し、連日の旅からくる疲労感をひきずりながら岐阜駅に向かった。 時間が早いためか人影まばらな岐阜駅で、高山本線の始発列車...
登山

ご来光見学バスで目指す乗鞍岳の剣ヶ峰

2022年8月6日、小雨のしとつく深夜の平湯バスターミナルに立っていた。奥飛騨温泉郷を構成する平湯温泉の玄関口であり、また上高地・新穂高・乗鞍岳などへのバスが行き交うなど、観光客でごった返すところであ...
全線全駅完乗の旅

山陰本線 全線全駅完乗の旅 11日目(上夜久野〜和田山)

2019年12月23日、日の出時刻が近づいてきたところで宿を出ると、明るいだろうという予想に反して夜のように暗かった。どうやら立ちこめた霧が光を遮っているらしい。にじんだ街灯が幻想的に並び、耳をふさが...
全線全駅完乗の旅

高山本線 全線全駅完乗の旅 1日目(岐阜〜長森)

2022年6月14日、梅雨入りの発表されたこの日は、朝から雨が降っていた。 コロナ禍で思うように旅ができず、約2年ぶりに再開した全駅完乗の旅は、本州中央部を横断する高山本線を舞台に選んだ。宿泊した名古...
カメラ

旅のカメラをGRの2台持ちにした

旅に出るときは2台のカメラを持っていくことを常としている。それぞれ広角と標準の単焦点レンズがつけてあり、必要に応じてカメラを持ち替えている。ズームレンズにすれば1台にできるけど単焦点レンズがいいのだ。...
カメラ

RICOH GR の予備バッテリー携行方法を考える

RICOH GR IIIはバッテリーの持ちが悪い。こまめに電源を切るなど節電に気をつけてはいるが、それでも300枚ほどしか持たない。 1日撮影して歩くには心許ないどころか全く足りないことがほとんどで、...
カメラ

使いやすい RICOH GR 用ストラップを求めて

もう何年もレンズ交換式のカメラにはハンドストラップを付けている。昔はネックストラップも使用していたけど、撮影する時は常に手に持ち、撮影しない時はバッグなどに収納しておく。そんな撮影スタイルのため首から...
カメラ

旅の相棒として RICOH GR III を迎えた

旅にはもう何年もFUJIFILM X-T1を携行している。数えてみると7年になろうとしていた。 これはX-T1であることに拘っていたからという訳ではない。X-T2・X-T3・X-T4と後継機種が発売さ...
全線全駅完乗の旅

山陰本線 全線全駅完乗の旅 10日目(福知山〜上夜久野)

2018年9月6日、木曜日、早朝5時半に宿を出て福知山駅に向かう。薄明るい街路に人や車はまばらで小鳥だけが賑わしい。涼やかさのある空気が漂い、淡く橙色を混ぜた青空が広がり、清々しい朝の気配に満ちていた...
全線全駅完乗の旅

山陰本線 全線全駅完乗の旅 9日目(高津〜福知山)

2018年4月4日、水曜日、綾部駅前に立ったのは午前8時のことだった。 青空から眩しい光がそそぎ、ひんやりした風が吹き抜け、相殺されて暑からず寒からずちょうどいい陽気であった。しかしこの風がくせもので...
鉄道

青春18きっぷで新幹線に乗った話

2021年12月30日、夜明け前の倉敷駅から、6時7分発の三原行きに乗車した。青春18きっぷを手に西へ西へと向かっている途上で、前日は東海道本線から山陽本線と進んで岡山を過ぎた倉敷で投宿、この日は糸崎...
全線全駅完乗の旅

紀勢本線 全線全駅完乗の旅 5日目(多気〜佐奈)

2019年12月27日、明け方の松阪駅、ホームの屋根を激しく雨が叩いていた。吹き抜ける風は凍えるように寒い。体をゆらし足踏みをしながら列車を待つ。 6時47分、新宮行きの普通列車が滑り込んできた。亀山...

稲佐山で迎えた『2022年』初日の出

2022年1月1日、午前5時の長崎駅前を歩いていた。県の中心地とはいえ元日早朝とあってか人通りはなく、車もたまに走り抜けていく程度でひっそりしている。見上げる空には星がまたたき、街灯は所在なさげに路面...
山と旅の道具

ダウンジャケットの携行には圧縮ドライサックが便利

冬場になると持ち歩くことが増えるダウンジャケット。暖かさも然ることながらコンパクトに収納できるのも魅力のひとつだ。しかしいくらコンパクトになるとはいえダウンの量が多いものだと結構かさばる。そこで私は詰...
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